【写真　左：つば甚若女将の鍔（つば）裕加里さん、中：つば甚の川村浩司料理長、右：丸いも生産協議会の岡本豊会長】石川県加賀地方の特産品「加賀丸いも」の本年度初せりが行われ、最後の2個入りプレミアムに3万円の値がつきました。仲卸の丸新青果がせり落とし、金沢市寺町の老舗料亭「つば甚」さんへと渡りました。つば甚の川村料理長は、お店で出すお吸い物の真薯（しんじょ）には必ず丸いもを使ってこられたほどの“丸いもマスター”です。今年はつば甚さんを筆頭に、県内24店もの料亭・レストランが創作料理を発表しており、丸いもの普及に協力しています。また、生産者代表の岡元豊会長は「今季は台風の被害がなく、ムラなく形の良いものができた」と作況に自信をのぞかせていました。