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「加賀しずく」の初せりは10万円!

【写真は右側:加賀しずく研究会(生産者代表)の瀬戸会長、左側:せり落とした(株)堀他の松﨑さん】

石川県のオリジナル品種「加賀しずく」の令和2年度初せりが行われました。本日は418ケースの入荷で、ラストの桐箱6玉が10万円!。これは昨年の初せりと同額で最高値タイです。10万円の値をつけた堀他さんは、「いい梨を出してくれた生産者に感謝の意を込めて値をつけました。会社が直営するカフェ「HORITA205」で、お客様に無料で提供することでPRに努めようと思っています」とのことでした。
「加賀しずく」は石川県が独自に開発し、他県では栽培されない加賀地方だけ特産品で市場デビュー4年目です。通常の梨の約1.5倍のビッグサイズで、酸味の少なさ、優しくなめらかな食感、上品な甘さが特徴です。生産地域は石川県の加賀市、白山市、金沢市の広域にわたります。生産農家102軒が「加賀しずく研究会」を組織し、共同販売体制を敷きます。今季は4月の低温と長雨、霰による被害で苦労が多かったものの、8月からは連日の好天で生育が回復し、糖度が十分に高まりました。
9月中旬まで出荷が続き、昨年より増量を見込みます。

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