10月19日（月）、近江町ふれあいプラザにて「食生活を考えるみんなの集い」が開催され、金沢大学附属幼稚園親子の皆様、大人13名、お子様14名の総勢27名が、土曜日にあった授業参観の代休を利用して、ご参加くださいました。
 幼稚園では週に1度、お弁当の日があり、皆様やはり悩んでいらっしゃいました。そこで、今年から食育サークルという会をつくり、毎月1回、旬の野菜を使ったレシピやバランスを考えたお弁当などを記載した新聞を発行しています。
活動としては今日が第1回目だそうで、幼児も参加する形式は当協議会では初めてです。
調理の様子をうかがうと、お子様は発泡スチロールで作られた台に乗り、ちらし寿司を混ぜたり、皮むきやニラを切ったり、炒り卵を作ったりして手伝っていました。
 お母様方は「子どもがいて大変だったけど、楽しんでいたようなので良かったです」と、普段は忙しくてなかなか一緒に作ることができない方も、いい機会になったご様子。また、「子どもが、好き嫌いが多くて苦労していたけど、これなら子どもも食べてくれそう。参考になりました」と、レパートリーが増えたことに喜んでいらっしゃいました。
しばらくして、石野先生が走り回る子たちを集めてクイズを出したり、「カエルのマネできる人〜？」など動物のマネをさせたりして、保育士さんになっていました。「私、料理も好きだけど、子どもも大好きなの。だから一緒になって遊ぶのよ。でも、元気が良すぎて、もうクタクタ」と言う先生は、教員免許も持っているそうです。最後に「今日のごはん残さず食べられる人〜？」
「は〜〜〜〜い!!」と子どもたちと約束しました。
料理も完成し並べていると、お隣の部屋にある託児所の方々が廊下の窓から覗いていました。そこで、少しおすそ分けし、本日のレシピも参考に渡しました。石野先生の料理は目からも美味しさが伝わるようです。
市役所の前田さん
私は普段まったく料理をしないのですが、今日の楽しそうなお子さんの笑顔を見ていて、作るのもいいものだなと感じました。なかなか時間がないとは思いますが、休日にでも今日のように、
お子さんと一緒に料理して、食について考えていただければなと思います。
今回のメニューは＜季節の加賀野菜をお弁当に＞
■ 金時草のちらしずし
■ れんこんと鶏だんごのゴマ味煮
■ さつまいものごまサラダ
■ 柿のゼリー
レシピはこちらで紹介しています。ご覧下さい。
Q&A
質問：りんごの秋星は近江町に来れば買えますか？
回答：多少の変動はありますが、主に火曜日と金曜日に店頭に並んでいると思います。秋星は石川県が開発した新品種ですので皆さん是非、食べてみてください。
質問：レシピに使える今の季節に旬の野菜は何ですか？
回答：春には芽のもの、夏には葉のもの、秋には実のもの、冬には根のものを食べると良いと言われています。根の野菜はどんな料理にも合います。また、お弁当は味を濃くしがちですが、ごま、バター、塩、醤油などをバランス良く使って、ちょっと味をつけるだけで十分なんです。
ご参加くださった皆さんありがとうございました。 |
