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やさい・くだもの活動報告
2009年10月14日 Cooking

10月14日(水)、金沢市中央公民館彦三館にて「食生活を考えるみんなの集い」が開催されました。参加いただいたのは、森山校下婦人部の皆様31名です。

こちらの婦人部では月に1度「女性会」を開いており、市役所から講師を招いてのエコロジーに関する講演会、生ゴミから肥料を作る講習会など幅広く活動されているそうです。当協議会の料理教室参加は、石野先生と婦人部の中山さんがご友人ということで実現し、今日は記念すべき第1回目の会となりました。

今回は平均年齢がいつもよりちょっぴり高めの60才なのですが、その中でも群を抜いて最高齢76歳(孫6人、ひ孫4人おいでるそうです)の大ベテラン主婦の参加がありました。この方、背筋がシャンと伸び、とてもお元気なので、思わず健康の秘訣をお聞きしてみると「私は畑を自分一人で切り盛りしてるの。今は水菜や小松菜、チンゲンサイ、キャベツ、それにブロッコリーと白菜、里芋などを作ってるんよ。それが私の元気のもとなんや」とのこと。毎日体を動かし、張り合いが持てる事があるというのは大切なのだなと感じました。

天高く馬肥ゆる秋ということで、今回は蓮根やさつまいも、栗、柿にいちじくなどの秋を代表する野菜と果物をふんだんに使用した献立となっています。「季節を感じさせるメニューで、秋なんだなぁと実感しました」「家で作る時は適当になってしまうけど、今日はきちんと教えてもらい分量を計って作ることで、出来上がりの見た目も違いが出るのだとわかりました」「蓮根や金時草などは昔から近所で生産畑があって、当たり前に使い慣れているから、逆に加賀野菜と言われてもピンとこないの。それだけ私達には馴染み深い野菜なのよ」など、様々なご意見をいただきました。

今日は試食する部屋が無いために、調理台に椅子を並べての試食会となりました。かえってそれがよかったようで、皆さん、学校の調理実習のような普段と違った雰囲気を楽しめたようです。

片山野菜部会長から
昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜の中から、認定した15品目を「加賀野菜」と呼んでいます。これからの時期には煮崩れしにくい源助大根がオススメ!おでんにすると最高の食材です。皆さん、身近にある美味しいものを若い方や子供さんに、どんどん教えて広めていって下さい。

今回のメニューは<秋の加賀野菜を使った料理>
■ 牛肉とれんこん、ごぼうの混ぜご飯
■ さつまいも、栗、鶏肉の煮物
■ 金時草のやまかけ
■ 秋のフルール羹寄せ

レシピはこちらで紹介しています。ご覧下さい。

Q&A

質問:赤ズイキの食べ方を教えて下さい。
回答:皮を剥いて水にさらすか、空炒りしてから調理して下さい。酢の物以外にも煮物やバター炒めにしても美味しいです。

質問:果物の保存方法を教えて下さい。
回答:品目にもよりますが、だいたいは常温で保存し、食べる2〜3時間前に冷やします。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので注意して下さい。

質問:リンゴチップを作ろうと思い、スライスしたリンゴを揚げたらベトベトになり失敗しました。上手く作りたいのですが。
回答:まずリンゴをイチョウ切りにして、その後に電子レンジの皿に円になるように並べ、約1分加熱します。それを裏返して更に約1分加熱して、少し風にあてて乾かすという作業を繰り返して、自分の好みの硬さになればリンゴチップの出来上がりです。チップに向いているのは蜜の少ないものが良く、ふじなどが向いています。

質問:ゴーヤを栽培していますが、なりすぎて保存に困っています。良い保存方法はありますか。
回答:通常は新聞紙に包み冷暗所にて保存しますが、保存期間にも限度があります。大量にある時は、ゴーヤを輪切りにしてワタを取り、陰干しした後に電子レンジでパリパリになるまで加熱し、乾燥させて保存します。使う時は水で戻し、よく水気を切ってから炒め物や煮物などにします。胡瓜や他の野菜も干して保存することが出来ます。

ご参加くださった皆さんありがとうございました。

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