8月30日（日）、「講演会＆地場野菜を使ったスピード・ヘルシークッキング」が金沢市青果食品商業協同組合の青年部主催で開催されました。このイベントは、8月31日の“野菜の日”にちなんで、加賀野菜などの地元の野菜をもっと知ってもらい、消費促進に繋げようと、金沢市内で小売を営む若手グループが企画運営する会で、当社も協賛しています。
 参加者は、その組合員のお店のお客様で、約30名の方々にお集まりいただきました。
まずは小売組合の会議室で、「加賀野菜」の生みの親でもある、「石川県産食材ブランド化アドバイザー会議」の松下良会長の講演です。テーマは「野菜あれこれ」。地物野菜、青果物にまつわる貴重なお話や、地元の八百屋さんとふれあいながら買物することの大切さを教えて下さいました。
 野菜の知識も得られたところで、場所を食育会館スタジオDoに移し、料理教室の始まりです。今回のテーマは「スピード・ヘルシー」ということで、料理教室の時間はいつもの約2/3、献立もカロリーは低めで、太きゅうり、加賀蓮根、赤皮かぼちゃ、みょうがなどの食材を使用しました。
講師は、われらが石野典子先生。盛り沢山の“食に関する豆知識”を調理の合間に挟みながらの楽しく、ためになる教室となりました。
 豆知識の一例をご紹介しますと…
「薄口醤油と濃口醤油は、どちらの塩分濃度が高いと思う？実はどちらも塩分濃度は、ほぼ一緒なの。色が濃いか薄いかの違いだけなのよ。」
「キノコは水で洗っちゃダメよ。洗うとキノコが水分を含み、味が染み込まなくなってしまうからね」
「ゴボウは色見を良くするためや、アク抜きに酢水にさらすけれど15分を限度としてね。15分を過ぎると栄養成分も旨味も抜けちゃうの」
「掘りたてのレンコンってね、果物のナシの味がするのよ」
食事会ではどのメニューも美味しかったそうですが、「みょうがご飯は、みょうがの爽やかさがご飯とマッチしていて絶品！」ということで一番好評でした。そして、デザートにはあの“ルビーロマン”が1人あたり3粒も！今年は1房21万円で競り落とされた、石川生まれの国内最大級の大粒ブドウです。このブドウの話題を知る人は、感激しながら、大きい、甘い果肉を頬張っていました。
今回のメニューは＜加賀野菜でスピード・ヘルシークッキング＞
■ 鶏肉と太きゅうりのごま味噌
■ かぼちゃとあんずの甘煮
■ れんこんのすり流し
■ みょうがご飯
レシピはこちらで紹介しています。ご覧下さい。
ご参加くださった皆さんありがとうございました。 |
