7月9日（木）、食育会館Doにて、天徳幼稚園保護者会の皆様、40名に参加していただき、「食生活を考えるみんなの集い」が開催されました。昨年の9月にも当会館にて料理教室が行われております。
 今日は園児のお母さん、30代〜40代の方々です。今回のテーマは「お弁当に合う加賀野菜のメニュー」。天徳幼稚園では月曜日・木曜日がお弁当の日で、どんなおかずを作っているのか聞いてみたら「赤皮かぼちゃの炒め煮を入れたら、完食してくれましたよ」というお母さんがいらっしゃいました。この幼稚園では頻繁に加賀野菜が給食メニューにのるそうで、「金時草や、特に太きゅうりはよく出ますね」「幼稚園でも食べ慣れているから、家でも太きゅうりはサラダや、あんかけ、味噌汁などにも使い、子供も好きで食べてくれます」と、地物野菜の消費拡大を推進している私達にとって嬉しい答えが返ってきました。
 今回お越しいただいた市役所の若林昭宏次長より、「今日は試食会があるので、楽しみにしてきました。どの料理も非常に美味しかったですが、特に“赤皮かぼちゃの肉みそ味”は最高だったので、今度は奥さんに作ってもらおうと思います。さて、市場のお話ですが、中央卸売市場の役割は、多種多様な商品を皆様に安定供給することです。地産地消にも取り組んでおり、「奥能登集荷便」という、奥能登の農産物を金沢に輸送する流通ルートの本格的な運行が開始され、7月6日(月)には谷本知事のトップセールスの挨拶もありました。石川県は食材の宝庫なので、皆様には地元の野菜をどんどん美味しく料理して、家族や、近所の方、お友達などにアピールしていただければ幸いです。本日はご協力ありがとうございました」
 最後に保護者会を代表して、渡辺さんから一言。「主婦はスゴイ！が今日の感想です。皆さん、とても手際良く調理されていて感心しました。家庭において、野菜、果物をいっぱい食べてほしいというのが、この会の目的ですので、月曜日のお弁当の日には、今日のメニュー食材の赤皮かぼちゃ、つる豆、太きゅうり、このいずれかが、おかずに入っていることを期待しています。この会を開いてくださった、やさい・くだもの消費促進協議会の皆さんに拍手をもってお礼とさせていただきます」と、懇談会は皆さんからの盛大な拍手で終了の運びとなりました。
今回のメニューは＜お弁当に合う加賀野菜のメニュー＞
■ 赤皮かぼちゃの肉巻き味噌味
■ じゃがいもと太きゅうりのサラダ
■ つる豆の中華漬け
■ メロンとすいかのヨーグルトスープ仕立て
作り方はレシピコーナーで紹介しています。ご覧下さい。
Q&A
質問：加賀野菜の赤ズイキの調理の仕方を教えてください。
回答：皮をむいて水にさらし、から炒りしてから三杯酢等で和えるとよいでしょう。この方法だと茹でるよりも、味の染み込みが良くなります。
質問： じゃがいもを長期保存するにはどうしたらよいでしょうか。
回答：栽培場所と同じ状態にするのが良いので、光を当てず常温の冷暗所に保存するのが適切でしょう。ちなみに、年明け頃に出回るじゃがいもは産地貯蔵されている間に、でんぷんが糖分に変わっていくため美味しさが増す傾向があります。
質問：酢の物以外で子供が食べやすい金時草のレシピを教えて下さい。
回答：油と相性の良い食材ですので、炒めても天ぷらにしても美味しく召し上がれます。
ご参加くださった皆さんありがとうございました。 |
