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やさい・くだもの活動報告
2009年5月23日 Cooking

5月23日(土)に、長町研修館にて「食生活を考えるみんなの集い」が開催されました。参加者は東西文化交流協議会の皆様、総勢34名です。

この会は石川県マレーシア友好協会で、日本語を教えている他に外国語教室も開いており、また、月に一度のペースで料理教室も開催しています。その中では各国の料理を披露することができて食文化の面からも交流が深まるそうです。
参加者の多くは、マレーシア出身の金沢大学生さんでしたが、他にもケニア出身で旦那様が日本人という国際結婚の方、トリニダード・トバゴ出身の高校の英語の先生と様々でした。

日本に住んで、数年経つ方は日本語がペラペラ。「日本は料理がおいしいし、特に天ぷらが好き。今日のメニューにもあるので楽しみです」という方や「もっと男の人がいると思っていました。今日は味見係として来ました(笑)」という男の方など流暢な会話でコミュニケーションもバッチリでした。



予定時間より大幅に遅れてしまいましたが、試食会ではみなさんお箸を上手に使って食べていました。また、完成した料理や試食の様子を写真に撮る方もいらっしゃいました。

金沢市中央卸売市場から、市場長の甚田さんと開設者の平野さんがいらしていました。
甚田さんが加賀野菜の話や金沢の文化の良さなどを英語でペラペラとスピーチしたので私たちは驚きと尊敬の眼差しで見ていましたが、逆に、後に続く片山部会長や大谷部会長は弱っていました。

今回のメニューは<加賀野菜を使った初夏のメニュー>
■ にんじんとグリンピースのご飯
■ 加賀野菜のてんぷら
■ じぶ煮
■ いちごと白玉のカルピスソース添え

作り方はレシピコーナーで紹介しています。ご覧下さい。

Q&A

質問:美味しいだしのとり方を教えて下さい。
回答:600ccまたは800ccの水に10㎝ほどの昆布を水洗いしないで入れ、一晩置き沸騰直前に火を止めて、花鰹ひとにぎり(20g程)を入れ、沸騰したらすぐに火を止め鰹節が沈んだら取り出します。これが一番だしのとり方です。おすましなどに用います。
二番だしは一番だしをとった後の昆布と鰹節を使って水から煮始めます。煮立ったら鰹節をもう一度入れます。これが「追いがつお」と言われるものです。煮物やお味噌汁向けです。
石野先生の説明を主催者の方が英語で通訳をしていて、国際的な感じでした。

質問: 太きゅうりはなぜ太いの?マレーシアには、太いきゅうりがあったのだけれど日本のスーパーには、細いものしかなかったのでなんでこんなに細いのかなと思っていました。
回答:きゅうりの種類の一つで、昭和20年前からあります。

また、今回はいつもとは逆で、私たちが外国の方に質問をしました。
まず外国の方に1人ずつ自己紹介していただき、次のような質問をしました。
質問:金沢のいいところはなんですか?
回答:平和で住みやすい、勉強しやすい環境、人が優しい、親切なところ。料理がおいしいところ。
   四季がはっきりしていて雪が降るところ。伝統的な行事があり、参加できるところ。

質問:日本に来て驚いたことは?
回答:料理の種類がたくさんあること。ケニアに比べ、物の値段が高いこと。

質問:将来の夢は何かありますか?
回答:マレーシアに帰って大学の先生をやることが決まっています。
   マレーシアの大学病院に勤めていて、今は金沢大学の医学部で研究をしています。
   研究科になりたいです。大学の先生をしたいです。

質問:なかなか留学するというのはできないと思うのですが皆さんのお家はお金持ちなのですか?
回答:マレーシアでは国で試験があり、合格した人だけが、国からの奨学金を受けて留学できます。また、日本で学んだことを自分の国に帰って教えるので、レベルを上げることができます。

質問はまだまだ尽きないほどですが、金沢を気に入ってくださっているようで大変うれしかったです。また将来の夢をしっかりと持っていて、本当に頑張っていってほしいと思います。

ご参加くださった皆さんありがとうございました。

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