品種は大きく分けて、結球、半結球、不結球の3タイプがありますが、市場に出回っているほとんどが結球タイプで、白菜といえばこの結球タイプを指すほどになっています。本来の収穫期は秋から冬にかけてですが、現在では季節に合った品種が産地を換えて年中栽培されています。
現在、市場流通の大半を占める黄芯系白菜は、球の内側が黄色を帯びており、漬物にしたり、茹でたりしたときの色合いが従来の白菜に比べ鮮やかに映ります。 |
| 選び方 |
|
白菜は葉先まで硬く巻いていて重みがあり、胴に張りと締まりがあって切り口がみずみずしいものが良品です。
半分や1/4にカットしたものは、断面が水平で葉が詰まっているものを選びましょう。 |
| 保存法 |
|
暖かい時期
ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。
寒い時期
丸ごと新聞紙で包み、冷暗所に立てておくと3~4週間は保存できます。寝かせると重みで葉が傷むので必ず立てておきましょう。新聞紙が湿ってきたら取り替えるようにすれば万全でしょう。カットしたものはラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存しますが、日持ちがしないので早めに食べるようにしましょう。 |
| 栄養価 |
|
水分が全体の96%を占める白菜ですが、ビタミンC、カルシウム、鉄、カロチンを含みます。特にビタミンCは一日の必要量を400gで摂れてしまうほどです。 |
| 効用 |
|
高血圧の予防
塩分を体外排出する作用のあるカリウムが塩分の摂りすぎを助けます。
二日酔い
体内の熱を冷ます効果があり、更に利尿効果をもつといわれています。
発ガン物質の抑制
アブラナ科の野菜にはガンを抑制する効果があり、白菜も例外ではありません。白菜にはジチオールチオニンという特殊な成分が含まれています。この成分がガンに効果を発揮するとされています。 |
| 豆知識 |
|
漬物、鍋物、煮物、和え物など秋冬の食卓に欠かせない白菜ですが、意外にも日本での歴史は浅く、本格的に栽培されるようになってから100年経っていないのです。 |
| レシピ |
|
調理のコツ
水気が多いので煮る時は味をやや濃めにしましょう。
炒める時は強火で一気に仕上げないと、水っぽくなってしまいます。
生でサラダなどに使うときは、外側の葉より少し内側の葉のほうがやわらかくて甘みがあり、美味しいです。茹でて使いたい時は、たっぷりの湯で茹でるよりも少量の水を加えてふたをし、蒸し煮にするほうがうまみが逃げません。やわらかくなったらザルにとって水気を切り、そのまま冷やして使いましょう。熱いうちに塩少々をふっておくとやわらかくなり、同時に水っぽさが取れます。
白菜のサラダ
作り方
白菜の葉4枚の軸だけを切りとり、端から細く刻みます。これにハムなどの薄切りを加えます。この軸は刻んでから茹でて使いますとホットサラダにもなりますし、フレンチドレッシングや中華風ドレッシング、ごま風味やみそ味などでもおいしくいただけます。
白菜の即席漬け
材料(4人分)
白菜1/4個、まこんぶ10cm、赤唐辛子3本、塩大さじ1
①白菜の芯の部分に適当に切り込みを入れておく。
②昆布は細切りにし、赤唐辛子は種を抜いて小口切りにします。
③白菜の葉の間に塩、昆布、赤唐辛子を均等に散らす。
④ビニール袋に③を入れて、口を輪ゴムで止める。
⑤④をボウルに入れて重しをのせ、1時間以上おいておく。
⑥頃合を見て、ボウルから出し、食べやすい大きさに切っていただきます。
鶏ひき肉の白菜包み
材料(4人分)
鶏ひき肉200g、ネギ1本〈みじん切り〉、ショウガのしぼり汁少々、塩小さじ1/2とゴマ油少々
①材料を混ぜて練り合わせて絞り、8等分する。
②白菜の葉4枚は熱湯をかけ、半分に切って①を包み、蒸し器で10分ほど蒸しあげる。
※ 酢醤油に辛子などを添えて頂いてください。
白菜のあんかけどんぶり
材料(4人分)
白菜の葉2~3枚、エノキ茸1パック、ピーマン1個、豚薄切り肉100g、サラダ油・ごま油各大さじ1、片栗粉大さじ1、オイスターソース大さじ2
①白菜2枚は葉と軸に分けて3㎝くらいの細切りにし、下茹でする。
②エノキ茸1パックは石づきをはずして半分に切り、ピーマン1個と豚薄切り肉100gは細切りにする。
③サラダ油大さじ1とゴマ油大さじ1で②を炒め、オイスターソースまたはしょうゆ大さじ2で調味する。
④片栗粉大さじ1はスープまたは水1/2カップで溶き、③に回しかけてとろみをつけてご飯にのせる。
※ご飯のかわりに麺を使っても結構です。 |