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やさい・くだもの活動報告
2013年3月2日 Cooking

実施日時 2013年3月2日(土) 9:30~13:30


場所 食育会館Do
参加者 石川県国際交流協会の皆様  35名

講師(料理研究家) 石野典子、金野範子
野菜部会長      片山 茂
果実部会長      西野雅登茂
事務局長補佐      吉本一良
アシスタント      若宮志保

テーマ 春のひな御膳
メニュー 1. 牛肉とれんこんのひなご飯
2. サーモンと春キャベツ・サンフルーツのマリネ
3. 春菜豆乳寄せ
4. さつまいものいちご入り茶巾

備 考 今回の参加者は、日本語の勉強をするために来日している留学生を受け入れているホストファミリーの皆様。グループ全体では150人ほどいらっしゃる会です。いつも受け入れる際には、留学生に何を食べさせてあげたらよいのか悩むそうです。そこで今回は、外国の方も食べやすく、日本を気に入ってもらえるようなレシピばかりを用意しました。中でも「春菜豆乳寄せ」は、見た目はデザートのようですが、味は冷たい茶碗蒸しという感じで、蒸す手間もなく手軽であり、大変好評でした。

懇談会でのQ&A 質問:りんごは皮をむくと、茶色く変色するので塩水につけておくのですが、栄養的にはどうですか?
答え: ビタミンCは水に弱い性質なので、溶け出てしまいます。できれば、そのままの方がよいでしょう。しかし、すいかに塩をかけるのと同じで、甘みは強く感じるかもしれません。

質問:野菜の中で、冷蔵庫に入れたらよいもの・入れなくてよいものを教えてください。
答え: 野菜の育った環境を考えると分かりやすいです。夏野菜のナスなどは、寒さに弱いので冷蔵庫に入れない方が良いでしょう。土の中で育ったさつまいも、大根、にんじん、玉ねぎ、葱などは光の当たらない、冷暗所に保管してください。また、冬場は雪の下に保存しておくと、野菜自身が体内に栄養分を蓄えるため、旨味が凝縮し美味しくなります。

質問:家庭菜園でじゃがいもを育てているのですが、夏場に収穫して保存しておくと、どうしても芽が出てしまうのはどうしたらよいですか。
答え:じゃがいもは芽が出て当たり前なんです。平均、収穫後100日ぐらいで芽が出ます。芽はたべられないので、冷暗所や冷蔵庫で発芽をおさえて市場出荷されています。

質問:加賀蓮根は泥つきのものとそうでないものがありますが、違いはあるのですか?
答え:どちらも加賀蓮根ですが、泥つきとそうでないものでは、収穫方法が違います。泥つきはくわ掘り収穫し、きれいなものは水圧をかけて収穫します。泥の中に菌がいることもあるので、購入後は洗って新聞紙で包み、冷蔵庫で保存しましょう。できるだけ早くに食べ切ることがおすすめです。

質問:蓮根は「部位によって調理方法を変えた方がいい」と聞いたことがありますが、本当ですか?
答え: 蓮根は4~5節があります。スーパーで販売しているものは、カットしてあるものがほとんどで、わかりづらいですが、加賀蓮根は太くて短いという特徴があります。少し長いものは、はじの方なので、きんぴらや炒め物に、太くて短いものは真ん中と考えられるので、煮物やすり下ろしてれんこん汁などがおすすめです。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

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