懇談会でのQ&A |
質問:りんごは皮をむくと、茶色く変色するので塩水につけておくのですが、栄養的にはどうですか?
答え: ビタミンCは水に弱い性質なので、溶け出てしまいます。できれば、そのままの方がよいでしょう。しかし、すいかに塩をかけるのと同じで、甘みは強く感じるかもしれません。
質問:野菜の中で、冷蔵庫に入れたらよいもの・入れなくてよいものを教えてください。
答え: 野菜の育った環境を考えると分かりやすいです。夏野菜のナスなどは、寒さに弱いので冷蔵庫に入れない方が良いでしょう。土の中で育ったさつまいも、大根、にんじん、玉ねぎ、葱などは光の当たらない、冷暗所に保管してください。また、冬場は雪の下に保存しておくと、野菜自身が体内に栄養分を蓄えるため、旨味が凝縮し美味しくなります。
質問:家庭菜園でじゃがいもを育てているのですが、夏場に収穫して保存しておくと、どうしても芽が出てしまうのはどうしたらよいですか。
答え:じゃがいもは芽が出て当たり前なんです。平均、収穫後100日ぐらいで芽が出ます。芽はたべられないので、冷暗所や冷蔵庫で発芽をおさえて市場出荷されています。
質問:加賀蓮根は泥つきのものとそうでないものがありますが、違いはあるのですか?
答え:どちらも加賀蓮根ですが、泥つきとそうでないものでは、収穫方法が違います。泥つきはくわ掘り収穫し、きれいなものは水圧をかけて収穫します。泥の中に菌がいることもあるので、購入後は洗って新聞紙で包み、冷蔵庫で保存しましょう。できるだけ早くに食べ切ることがおすすめです。
質問:蓮根は「部位によって調理方法を変えた方がいい」と聞いたことがありますが、本当ですか?
答え: 蓮根は4~5節があります。スーパーで販売しているものは、カットしてあるものがほとんどで、わかりづらいですが、加賀蓮根は太くて短いという特徴があります。少し長いものは、はじの方なので、きんぴらや炒め物に、太くて短いものは真ん中と考えられるので、煮物やすり下ろしてれんこん汁などがおすすめです。 |